「美味しい料理」は危険?

丸山歯科医院のHPをご覧の皆様、おはこんばんにちは。
最近、
パーマをかけたのですが、
「なんだかムロツヨシみたいになっちゃった」
とスタッフに言ったら、
「え、でもムロさんいいじゃないですか」
という誰も傷つけない素晴らしいフォローを頂いた、
時森です。

さて、

最近、息子が大変肥えてきてしまい、悩んでおります。
幼稚園から小学校1年の途中までは、
スリムで運動神経もよく、足も早かったのですが、
1年生の中盤辺りから
急激に体型が変わってしまったのです。
その時期、家庭環境も非常に不安定であったため、
何かメンタルに影響を与えてしまったのではと、
いろいろ悩んでしまっていました。

しかし、
そう落ち込んでいても好転する事はなし、
できる事をやろうと思い直しました。

現在、我が家は玄米食が定着したのですが、
少し前にやっていた「調味料なし料理」は
やめてしまっていました。
その時、2〜3日の調味料抜きで2キロ以上
減量できたのですが、
「玄米のおかげ」と判断しやめてしまっていたのです。
しかし、
その後体重は変化なく、その2キロも戻ってしまい、
自分の体にはどうやら「調味料」が良くないのでは?
と思い直し、先日から再度挑戦。

こちらは
「オクラと甘長唐辛子とトマトと鳥の蒸し料理」
オレガノとバジルと海塩を少々使用。
ボリュームは満点です。

翌日、1キロ強の減量に成功。
…こうなると、自分でもよくわかりませんが、
やはり効果あり。

すると、息子が、
「パパ、それ食べたら痩せたの?」
と聞いてくるので、
「そうだねぇ、どうやらいいみたいだ。
食べてみる?」
と聞くと
「美味しそうだし、食べてみたい!」

との事で、
休日の晩ご飯は、自分と同じ「調味料なし」

こちらは
「人参皮ごととえのきとエリンギとチンゲン菜と
プチトマトとエビとイカと鶏肉少々のオリーブオイル煮」
味付けはやはりオレガノとバジルと海塩少々のみ。

食べさせてみると美味しかったようで、
文句も言わずにパクパク。
しかし、いつもと違ったのは、食べる量でした。
最近、
体型に伴い、人の食べ物まで欲しがるように
なっていましたが、
今日は少し残ったくらいで、満腹との事。
なかなかハードルの高い料理だったので、
気を使って言ったのかなと思いましたが、
その後他に何か欲しがるでもなく、
お腹が空く様子もなかったため、
本当に食欲は満たされていたようでした。

「美味しい料理」はとてもいいものですが、
「美味しさ」が、「何の美味しさなのか?」
によって、感覚が狂わされてしまうのかもしれません。

食欲の秋、
是非、「不自然な食欲」にご注意下さい。

新しく、大きな潮流

丸山歯科医院のHPをご覧の皆様、おはこんばんにちは。
最近、
文明を救うのは、やはり「武士道」なのでは、
と思う、時森です。

さて、

今週はいろんな学びがありました。
週末は
インビザライン のお勉強。
当院で勧めている矯正治療システムです。

担当スタッフの伊藤さんが丁寧に教えて下さいました。
最近は、もっぱらzoomによる遠隔会議が主流で、
診療後にお時間をもらいます。

今回学んだ事は、
ズバリ「遠隔診察」の新システム。

インビザライン のアライナー治療の1番の利点は、
「トラブルが少ない」事。
これは、
破損したり口腔内を傷つけてしまったりする器具が
ほとんどなく、
治療のスタートからゴールまでの一貫性が高いため、
来院による作業が少ないのです。

そういった利点から生まれた、「遠隔診察」
当然、一切介入せずに終われる治療ではないため、
定期的に来院して頂く必要がありますが、
多くの場合、「ちゃんと進んでいるかのチェック」
になるため、診療時間もわずかです。

本当に問題なく経過しているのであれば、
もし来院しないで済めば、
それに越した事はありません。

「遠隔会議」で「遠隔診察」の事を学ぶ…
とうとうこんな時代がきています。

今、世の中は、
急激に変化していっています。
「ニューノーマル」は
コロナ対策に限った事ではなくなってきています。

丸山歯科医院も、
新たな力を模索し、社会に貢献していきます!!

忍び寄る、口腔機能低下症

丸山歯科医院のHPをご覧の皆様、おはこんばんにちは。
最近、
漫画好きをアピールの吉凶が気になる、時森です。

さて、

昨日は学びがありました。

丸山歯科医院は、歯科がアプローチできる
「健康の追求」を使命としています。
歯医者さんにかかって頂く時、
痛みなど一時的なトラブルを主訴にされる事が、
ほとんどだと思います。
しかし、
本来、そういったトラブルが起こるという事は、
潜在的に大きな問題をかけている事が多く、
それこそ、「身体の健康」に関わる事であり、
歯科治療の本質は、
痛みの除去や形の回復のその先にあるのです。

昨日は、
特に高齢者の方における、
「口腔機能低下症」について学びました。

今回は、大学時代の柔道部の後輩であるY先生に
zoomにてお話しして頂きました。
後輩と言っても、
特に「摂食機能障害」の分野に関して
昭和大学リハビリテーション科の医局にて学位を
お持ちの専門家でして、
その道に関してはずっと先にいるエキスパートです。
なので、
上下関係の厳しい柔道部OBですが、
今回は「先生」とお呼びしてお話しを聞かせて頂きました。

実は多くの方に起きている「口腔機能低下症」。
70歳以上の方では、
実は8割以上の方が大なり小なり「誤嚥」があり、
恐ろしい事に「気付いていない」事がほとんどだそうです。

当院でも、
多くの高齢者の患者様を診させて頂いております。
中でも、歯を失われ、義歯になり、
口腔機能が落ち込んでいらっしゃる方が
多くいる「はず」なのです。

「なんだか具合が良くない」
「元気がでない」
「食欲がない」
これは、「歳のせい」ではないかもしれません。

そんな方々にも、
より積極的に健康でいて頂けるように、
取り組んでいきたいと思います。

ムチャブリという名の信頼

丸山歯科医院のHPをご覧の皆様、おはこんばんにちは。
最近、
日曜は子供と1時間以上公園で過ごすようにしている、
時森です。

さて、

毎週水曜日は、ボスの健康道場。
毎回眼から鱗の、
健康でいる事の大事さ、
健康はすべての人間の義務とさえ言えるものと
思えるようになってきました。

そんな道場の中、
四季の話と陰陽五行の話が出て参りました。

陰陽五行といえば、
漫画好きの中ではお馴染みの「うしおととら」
中でも人気の光覇明宗 槍継承 候補「秋葉 流」

木気の雷を金気(属)の錫杖で「相克」するなど、
陰陽五行の力を用いた法力が特徴。
…失礼致しました。

四季それぞれにある「土用」時期は、
次の季節への準備をするための期間だそうです。

今の時期は「人参」と「サツマイモ」が
お勧めだそうで、
「人参は皮の近くにカロテンなどの栄養素が多く、
素揚げなどで無数に食べるのが良いでしょう。
…近々時森先生の食卓に登るそうですが」

はい、頂きました!!

しかし、どうあげるんだろう?
いいや、そのままいってまえ!

できました!

「え〜?切ってやるんじゃないの?」
と奥さんに言われました。
もちろん、そのように思いましたが、
「こっちのが絵的にさ♪」

頂く時はナイフとフォークです。
え?お宅もそうじゃござーせんか?

素揚げした皮の部分がとても甘く、
細い方はよく火が通っていて食べやすく、
太い方は、野菜スティックの気分も味わえました☆

マクロビを、少しずつ楽しめてきております。

社会貢献&お勉強

丸山歯科医院のHPをご覧の皆様、おはこんばんにちは。
最近、
「むかいない活動」に強く共感する、時森です。

さて、

本日は丸山歯科医院は休業でしたが、
ありがたい事に社会貢献のお仕事を頂きました。
静岡学園の学校検診です。

毎年、3日に分けて中高の検診をさせて頂いています。
前回は300名ほど、
本日は170名の生徒さんのお口を
チェックさせて頂きました。
しかし、学校検診はあくまでもスクリーニングです。
皆さん、これを機に是非かかりつけ歯科を
お持ち頂きたいと思います。

皆さん、元気に挨拶してくれました。
「押忍!!」…ではなかったですが。

午前中いっぱいで検診をこなした後、
今度は定例のセミナーへ。
こちらには、
スタッフも参加してくれました。

丸山歯科医院としては新しい取り組みとなる内容で、
すでに何度か参加してくれている二人は、
とても心強く、頼りになります。

これからも変わらない社会貢献と、
これからの世代が紡ぐ新しい事業の着手と、
本日はとても充実した1日でした。

ただいま継続中!クラウンメロンマラソン!

丸山歯科医院HPをご覧の皆様、おはこんばんにちは。
最近、
またチョロチョロ川にでています、時森です。

さて、

1週間を切ったクラウンメロンマラソン。
現在1日3キロずつ進めております!

…え〜、8日立つのに、3キロほど足りておりません…

初日に、膝の心配が露呈してしまったため、
走っていく事で体が慣れていく事に期待して走行距離を
まだ伸ばせていないのと、
2日目にうっかりサボってしまった事が後を引いています…

残り6日、
なんとか取り返していきたいと思います!

ちなみに、

クラウンメロンは無事届きました!
「食べごろは10月7~9日」
と書いてあり、
娘が心待ちにしています。

信頼という名のムチャブリ

丸山歯科医院のHPをご覧の皆様、おはこんばんにちは。
最近、
娘がよくメールをくれるようになり、
夕方の診療後の癒しに、ほっこりしている時森です。

さて、

最近の毎週水曜のお昼は、
ボスの「健康道場」があります。

当院で進めている3DSの根幹となる食事指導、
その根本的な考え方を教えて下さいます。
有益な情報を、患者様に指導するには、
我々医療人の中では「常識」になっていなければ、
伝える事が難しいのです。
しかし、その情報が非常に多いため、
診療時間外に勉強させて頂いています。

その中に「WHOLE」という考え方があります。
簡単に申し上げますと、
「食材の栄養価とその効果は、
その全てを摂らなければ得られない」
という事。
先日、その考えに則り、

こんな食べ方をしました。

これをご存知のボスから、公演中に、
「最近、時森先生は、
なんでも皮ごと食べているようですが…」
という言葉に
「え〜」というスタッフのリアクションがありました。

その後の昼食時、
スタッフから
「先生、
患者さんからみかんを頂いたんです。いかがですか?」

「ありがとう、頂きます」

「親が白ゆうたら黒いもんも白なんじゃ!」
ならぬ、
「ボスが皮喰えゆうたらメロンもスイカも皮ごとじゃ!」

…蜜柑の皮は「陳皮」という漢方薬にもされており、
実際、健康によいようです。
そんな、罰ゲームみたいなものと思わず、皆さんも是非。

より多くの患者様の幸せを願って

丸山歯科医院のHPをご覧の皆様、おはこんばんにちは。
最近、
秋の空気を感じ、車内のキャンプ用品の整理を行った、
時森です。

さて、

当院では現在、矯正治療に
「アライナー矯正治療」をお勧めしています。

「歯列不正」は、残念ながら「個性」ではありません。

顎口腔機能障害の一因となり得る増悪因子です。
その為、明らかな歯列不正のある方には、
矯正治療のご提案をさせて頂いております。
しかし、期間や金額、治療方法により、
誰にでもご希望頂ける治療ではありません。
中でも、
「ワイヤー治療」と聞いて
一歩引いてしまう方が多くあったかと思います。

そういった方々に、
今、「アライナー矯正治療」をご選択頂いています。

今回は、アライナー矯正治療を
より多くの方に実践して頂けるよう、
新たなシステムの導入について、
アライナー社のメンターの先生と
zoomでお話しする機会を頂きました。

短い時間でしたが、
いろいろなお話しを伺えました。

丸山歯科医院は現在、
歯科から始まる
「健康」と向き合う医療を模索しています。
アライナー矯正治療を、
その一翼をに担う分野になると思います。

今後、
いろんな形で情報を発信していきたいと思いますので、
ご期待下さい。

第32回袋井クラウンメロンマラソン リモートチャレンジ

丸山歯科医院のHPをご覧の皆様、おはこんばんにちは。
最近、
一家揃って玄米食となった、時森です。

さて、

この度、初の「フルマラソン」にチャレンジする事と
なりました!!
…とは言っても、2週間の間に走り切る
「リモートチャレンジ」という形です。
しかし、
こう言った形でもなければ、
一生「フルマラソン」というものに関わる事は
なくなってしまうのでは?と思い、エントリー。
もっと言うと、ボスから
「1日3キロ走れば間に合うから」
と後押しして頂き、ようやく上がった重い腰でした。

参加賞でクラウンメロンがもらえるコースでの登録。
…娘がメロンに目がないものでして…

1ヶ月に1〜2回にまで落ち込んだ久々のラン。

ここの所、
昨年、熱量に変換したはずの贅沢なお肉達が、
地縛霊の如く舞い戻っておりまして、
3キロを超えると膝がギイギイ言い出すのです。

「足が鳴く」と言えば、
「北斗の拳」の元斗皇拳、ファルコ。
モデルは「ロッキー4」のソ連の選手ドラゴ。
…失礼致しました。

今日は走り出しは好調でしたので、
6キロのMyランニングコースを選択しましたが、
やはりまだ3キロ辺りで膝が鳴き始めため、
先は長いので、残りはウォーキングに変更。
記録も走れた所までとしました。

…ボスのブログをご覧になった後の方には、
本当にお恥ずかしいですが、
今の自分を受け入れて頑張ります。

今日から2週間、頑張るぞ!!

死に際を思う

丸山歯科医院のHpをご覧の皆様、おはこんばんにちは。
最近、
ご無沙汰しておりました。

先日、

私の父が亡くなりました。
父とはいろんな事がありました。

自分は、大学卒業し、社会に出てしばらくまで、
人から「尊敬する人は?」と聞かれれば、
迷わず「父だ」と答えていました。

言い回しや態度は少しぶっきらぼうでしたが、
威厳と感じていたし、父の知人や仕事の仲間にも、
とても人望があるようでした。
感性も共感できる事が多く、意外と細やかで、
何より、自分を何不自由なく育ててくれました。

父は歯科技工士で、私は歯科医師、
父の望みもあり、一緒に働きました。

一緒に働き出すと、違った面が見えました。
「家族」である事より
「仕事」をしている時、人はより現実的です。
そこには人間性が見えてきます。

当然ですが、
父は完璧な人間ではありませんでした。
もちろん、私もです。
お互いの欠けている所を責め合う事が続きました。

振り返ると、
母が亡くなってから、更に悪かったように思います。
母も私にとって偉大な人でした。
母がいた頃は、
父と私の揉め事も、あくまで仕事をよくしよう
と思う気持ちのあらわれからでした。
母は、真に人に誠実な人でした。
子供の頃は気がつかなかったけれど、
大人になるにつれ、それがわかるようになりました。

父は、
今にして思えば、見栄っ張りな男でした。
またそれをよく見せる感性を持っていました。
正直を言えば、他人には十分に誠実ではない人でした。
が、それを憎まれない愛嬌を持っていました。

私は、
よくも悪くも、本当に父の子供だなと
最近つくづく思っていました。

晩年、
私と父は、
ある確執から、半年以上顔を合わせていませんでした。

そんな折、父は病を患いました。
今年の2月から7月まで闘病し、
後遺症に悩ませれながらも、懸命に生きておりました。

確執の原因は、多くは父にありましたが、
立場上の責任は私にあり、
多くの方に恵まれ、なんとか立ち直りましたが、
当時は、だいぶ父を責めました。
結果、父から多くのものを奪う形になりました。
望んでした事ではないし、
現実どうにもしてあげられなかったけれど、
以前は威厳と感じていた父の無愛想な態度もあり、
その後の父の事に
真摯に向き合わなかったのも事実でした。

私はよくも悪くも父に似たと思いました。
上っ面はいいが、大事な事に真摯でない。

そんな折の父の病。
確執から時も経っていた為、
私が責めた父の無自覚な部分は、
立場が違えば、自分も起こしうる過ちだ、
ひどい目にあったが贖罪にして罰がやや重い、と思い、
闘病が終わり、少しは元気になったら
当時は立場上言えなかったであろう
恨み言でも聞いてやろうかと思っていました。

しかし、父は
ある夜一人倒れ、そのまま目を覚ましませんでした。

私に悔いはありませんでした。
望まない形であっただろうけど、
多くの憂いからは父を救えたと思っていたので。
しかし、
父は無念だったろうなと思いました。

父は、本当に頑張っていたと思います。
決して悪意はなかったと思います。
ただその方法、方向が間違っている事を
教えてくれる人がいなかった事が、
教えてくれる人を持てなかった事が、
教えてくれているのに聞く耳を持てなかった事が、
不幸だったと思います。

知れば、きっと無念ではなく、
受け入れ、すべき事ができたのではないかと。

しかし、
父の面倒を見てくれいていた姉から伝え聞いたのは、
そんな風にもがき苦しむ中でも、
洒落た振る舞いや細やかな暮らしぶりは、
変わっていなかったようで、
そこは、まぁ、
さすがだなと思いました。

母の死に際は、
喪失感から、本当によく支えてくれていたのだなという、
大きな感謝がありました。

父の死に際は、
男の死に様は生き様の答え合わせ、
自分がどれだけ頑張ったとしても、
大局を見誤れば、全てを失う事もあるという
教訓を得ました。

人は完全ではない。
しかし、
心技体、完全であろうとする事は必要であり、
自分を怠ける事が、誰かの不幸に繋がる事もある。
「自分の事だから放っておいて」は、
一見迷惑をかけないようにしているようで、
多大な迷惑がかかる事がある。