丸山歯科医院のHPをご覧の皆様、おはこんばんにちは。
最近、
朝からテンションを上げた方が1日が楽だと知った、
時森です。
さて、
この土日で、今までやりたかった事が
一つ叶いました。
「息子と一泊キャンプ」
場所はいつもの川ですが、
最近ようやく興味を示してくれて、
先日「次の休みに行きたい!」という声が聞けたので、
とうとう実現しました。
しかも、一泊キャンプを希望したため、
正直自分の方が緊張しました。
既に11月に差し掛かろうとしていたため、
夜間はかなり冷えます。
なので、今回息子に課した目標は一つです。
「生き残れ」
土曜、仕事から帰ると、
すっかり準備を済ませた息子が待っており、
こちらがまだ整ってないのに、
玄関を行ったり来たりするので、
急いで支度を済ませ出発。
買い出しなどあり、
到着したのは20:00ちょっと前。
まだ晩ご飯を食べていないらしく、
リクエストは「あさりの味噌汁」
しかしここはただの河原。
腹が減っても多くの準備が必要です。
薪の準備が少なかったので急いでバトニング。
もろもろ終えて、ようやく料理に着手。
何しろ子供にメシを与えねばという事で、
早速あさりを火にかけます。
炭は、一度火がついてしまえば、
驚くほど火力がありますが、
そこまでがなかなか大変で、
息子の「あと何分?」攻撃が続く中、
ようやくパッカリ。
味噌とわかめを足して出来上がり!!
(リクエストが簡単でよかったぜ…)
お見せできませんが、
満面の笑みで「いただきます!」
これさえあれば、親はだいたい何でもできます。
当然ですが、味噌汁だけでは味気ないので、
野菜と海鮮をぶち込んで別メニュー。
調味料は「非現実」。何でも美味くなります。
準備をしながら、
いつもは忙しくて最後まで聞いてやれない
息子の「話したい話」を思う存分喋ってもらいました。
今回はちょっと余裕がなかったので、
次はいろいろ話してやれたらなと思いました。
食事が済んで23:00を回ってしまい、
「お腹いっぱいで眠い」と息子。
しかし、ここはただの河原。
眠くても自分で準備をしないと眠れません。
自分から「行きたい!」言ってくれたので、
やれる事はやってもらいます。
せっせと寝床を作って
完成!!
よく頑張ったものです。
いろいろ満足して眠くなってくれたようで、
しっかり寝袋に入れてやると、
ものの数分ですっかり眠ってしまいました。
正直、今まで連れて行く事を躊躇ったのは、
眠れないと可哀想だという事が一番にあったのですが、
全く問題ありませんでした。
初の来客のおもてなしが済んで、
ようやく一息。
今回は一泊なので、ウイスキーのお湯割で一服。
…と思っていたのですが、思いのほか冷える!
自分だけなら全く問題ないのですが、
とにかく息子が心配で気が気でならない。
結局、
一杯飲み切る事なく自分もテントへ。
ここで凡ミス発見。
テントが結露しているのです。
今回二人だったため、小規模のテントにしましたが、
予想以上の冷えに結露が酷く、
かなり寒い!
息子には十分に毛布などの防寒を用意しましたが、
寝てる間にとってしまったり、
寝袋から出てしまったり、
少し眠りに落ちては息子の寝返りや動きに目が覚め、
体が冷えていないかチェック。
終始ウトウト程度で、朝を迎えました…
結果、息子は何ほどの事もなくしっかり眠れたようで、
目覚めもすっきりだったのか、
こちらの眠気もよそに元気に話かけてきます。
今回は朝ごはんで終了の予定だったのですが、
眠れはしたものの、少し疲れもあったようで、
早く食べて帰りたいとの事でした。
今回の目標「生き残れ」を達成した息子。
綺麗な朝日を眺めながら、
ほうじ茶と焚き火で暖まり、
救援部隊の奥さんと娘に連絡。
部隊到着まで河原を散策して、無事保護されました。
何かしてあげる時、
つい「スペシャル」を求めてしまうのですが、
いつも息子に学ばされるのが、
「経験」こそが「スペシャル」で、
高価なものや豪華なものだけではないという事。
「いつもと違う」という事が、
刺激となり、感性を磨くのだという事。
あんまり何もしてやれなかったなぁと思うと、
「とても楽しかった!」と言って、
それを教えてくれます。
「生きる」
その事自体に意味はなく、求める必要すらなく、
ただそれだけで素晴らしいのだという事を、
少し共有できたかな、と思います。