状況把握・備え・心構え

丸山歯科医院のHPをご覧の皆様、おはこんばんにちは。
最近、
「炭作り」を画策している、時森です。

さて、

先日のキャンピングに味を占め、
もっとバッチリ川遊びができるところを求め、
連休3日目は、川根まで足を伸ばしました。

想像を絶する悲劇が起こるとも知らずに…

3日目の目標は
『川遊びとアスレチックを楽しむ』
『夏野菜を食べ尽くそう』
『BBQの定番、焼きそばをもっと美味しく』
『川根に来たので、川根温泉』
でした。

しかし、今思えば、やはり準備不足だったのです。

今回のミスは、
1.前日に下見までしたキャンプスペースを、
当日、知らない所に変更した事。

2.何かを始める前に、気温を確認しなかった事。

3.みんなが降りているからといって、
不用意に、ファミリーカーで川に降りた事

でした。

1.の悲劇は、
当日、Googleマップで聞きかじった所が、
川遊びもアスレチックも、キャンピングもできる所、
“の様”だったので、行って見たところ、
車ではたどり着けない所で、
予定していた様な事はできない場所だったので
アスレチックを諦める事になってしまったのです。
しかも、今思えば不運の始まりは、
そこにたどり着く前に、
川遊びで盛り上がっているテント郡をみつけてしまい、
当初予定していた所より面白そうだ
と思ってしまった事だったのです。
アスレチックを諦めなければならなかったため、
より良いところを見つけようと、焦ってしまったのです…。

2.の悲劇は、
「何が何でも、そこで楽しまなければ!」と思うあまり、
気温を考えずに、準備を始めてしまったのです。
せっせとタープをはり、椅子、テーブル、コンロ、
と準備をする中、慣れた作業のはずが、やけにしんどい。
なんなら少し目眩すら覚える。
しかし、もう失敗は許されない!と何とか設営完了。

…この時点で、奥さんは若干の頭痛、
自分も大量の発汗と若干の目眩。
幸い、その間子供たちは川で遊んでおり無事でしたが、
後でわかったのは、その時点で気温は38度以上。
…「熱中症」の兆候だったのです。

それでも、なんとか張り切って揃えた夏野菜を調理し、

「伝説の家政婦、志麻さん」の作り方で作った焼きそばも、



何とか楽しむ事ができました。
しかし、この時点で異常な疲労感が家族全員を蝕んでおり、
食事終了とともにすぐさま帰り支度をしました…。

そして、
3.の悲劇が、その帰りに待ち受けていました。
実は、到着した時点でキャンピングのポジションを
車で探っている際に、車輪が砂利にハマり、
近くの人に助けてもらうというハプニングがありました。
しかも、その後、帰ろうとする車が2台ほど同じ目に合い、
助け合っていました。
そして、最大の悲劇が、川への出入り口でおきました。
何台かそこで滑っていたらしく、ズルズルになっていた坂道で、
完全に車がスタックしてしまったのです。

すると、ありがたい事に近くにいた外国の方々が、
けん引のできる車で来られており、助けて頂きました。

状況把握能力、対する備え、これらを踏まえた心構えを、
行き当たりばったりで何とかなるという「平和ボケ」から、
怠っておりました。
助けてくださったのが、たまたまとはいえ、
海外の方だった事も、僕には象徴的でした。
この時助けてくださったみんなさんは、
当然の様にそういった装備と状況把握ができていました。

かたや自分は、最初にスタックした時、
すぐに浮かんだのは「ロードサービス」でした。
それ自体は素晴らしいシステムですが、
「危険かもしれない場所」に何の備えもなく向い、
困ったら助けてもらえると思い込んで、
あまりにも安易に危険な状況になってしまったと思いました。

いろんな悲劇と披露で、
もう帰ろうかと子供たちに聞くと、
「川根温泉は行きたい!!」とねだられ、
途中、熱中症状と思われる気持ち悪さを訴えていた長男も
回復しているようだったので向かう事に。

最後に、長男が「写真を撮ろう!」というのでパシャリ。

「いろいろあったけど、楽しかったからね」

最後はこども達に救われました。

惑わぬはずの40歳。
まだまだ修行が足りませんでした。

おかげで、連休最終日はほぼ何もできず、今に至ります。

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