「武」と「書」と「戒」

丸山歯科院のHPをご覧の皆様、
おはこんばんにちは。
最近、
藤井 風 くんに癒されている、
時森です。

さて、

今日はいろいろ「教養」を深めました。

診療後は「武」のお稽古。
まだ自信がないので口にしませんが、
久しぶりにボスの所属されている空手道協会の
稽古をボスにつけてもらいました。


空手の「型」というのは、
一つ一つの動きに意味があり、
その流れにはストーリーがあり、
「実戦性がない」
という方もいらっしゃいますが、
僕自身は、
理解や解釈の問題であり、
近代格闘にも通用する技術・理念
があると思っています。
「技の習得」というよりも「術理の学問」
であると思うのです。
なので、
僕は型の稽古は結構好きです。

良き運動のあと、
ボスから「書」の宿題がありました。
「今、マサに足りないもの」
が分かるとの事で調べるよう言われました。

”臥薪嘗胆” ”坐薪懸胆”

この言葉は、
春秋戦国時代の呉王 夫差と越王 勾践の故事
が由来です。

呉王が父の仇・越王を討つため、
薪の上で寝起きし復讐心を掻き立て、
これを破った。
その後、越王はこの敗戦の後、
寝所に苦い胆を懸け、
寝起きのたびにそれを嘗める事で、
その恥を忘れまいとして、
その後、呉を滅した。

という何とも恐ろしい話ですが、
現在では、
将来の成功を期して苦労に耐える事、
と解釈されています。

これを書にしたため、
胆に命じよ、という事でした。
今年に入って、
早くもいくつかポカをやりまして、
このようなお達しを頂いております。

ありがたい「戒め」として早速やってみる。

しかし、これがやってみるとなかなか面白い。
書く文字に、
自分の状態が書に
(「書」なんて偉そうに、何も知らないのですが)
現れるというか、
少し夢中になってしまいました。

ちょっと楽しんでしまったので、
もう一つ「戒め」として

「苦丁茶」という体に良くて苦〜いお茶。
こちらを、王たちがナめた胆のように
頂きました。



ぎぇ〜。
苦い!!筆舌に尽くし難い苦さです!

胆に命じます。

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