“zange”の水

丸山歯科医院のHPをご覧の皆様、
おはこんばんにちは。
最近、
時間の使い方に苦心している、
時森です。

さて、

本日は神事に関わって参りました。

藤枝市の大慶寺にて
冬至水行祭〜懺悔の水〜
に参加して参りました。

例年、大晦日にやるそうですが、
今回は時節もあり、参加者も県内に縮小しての
開催でしたが、
64人もの参加者が集まったそうです。

自分は今回、
より過酷な第2部、夜の部に参加させて頂きました。

4時半受付だったので準備の様子が伺えました。
最近、綺麗なお寺さんを見ると
有り難くなる様になって参りました。

19:00開始にしてはちょっと早いなと思いまそたが、
すぐに理由が分かりました。

今回の主催者でいらっしゃる
大慶寺副住職の大場唯央さん。

まず、水行の説明がパワーポイントによる
プレゼンテーションで始まりました。
水行の意味から、
カッコいい水の浴び方まで、
身振り手振りを交えて教えて下さいました。
続いて、
今回は「懺悔の水」という事で、
ただ寒さに耐え心身を鍛える企画ではなく
しっかりと
みそぎ、よみがえり、いのり
という3つの行程を心に置き臨む事が大事、
という事で、

テーマに沿ったワークショップを
本堂にて行って下さいました。

「冬至は陰が極まり、陽へ回復する転換期」
なのだそうで、
今年の自分のバイオリズムをグラフで振り返り、
今年の心残り「zange」を書き出し、
振り返った思いを瞑想にて受け入れ、
来年の誓願を手の形の紙に書き出し、
御祈祷の際に手に包んで礼拝しました。

まさかお寺の本堂で、
プレゼンやワークショップをする日が
来るとは思わず、時代の移り変わりと、
「不謹慎」と「毛嫌い」を混同すると、
時代に乗り遅れてしまうと感じました。
僕はお坊さんの説法は好きなので、
雰囲気の違いに戸惑いましたが、
終わって見れば、何とも心地よく受け入れられ、
とても良いコンディションで水行を
迎えられました。

そしていよいよ本番。
8名4組に分かれて行われました。

この様子、何とYouTubeでライブ配信されました。
最初に組の筆頭の方が真言を読み、
「そー、じん、ない、じょー、ほっ」
の号令で水を10数杯被ります。
本日の気温は5〜6℃と伺っていました。
かける前から、身体はガッタガタ。
かけ始めですっかり意識がフリーズ、
地声のデカさに定評のある僕ですが、
身体が萎縮して相当張らないと声がでない!
2杯目以降からは頭が空っぽになり、
何杯目かなど分からない内に終わりました。
終わってみると、始まる時の震えは止まっており、
何とも言えない晴れやかな気分でした。

今回、水行に誘ってくれた眞野先生は、
次の組の筆頭をやってました。流石!!
最後に、主催者の副住職、大場さん。

流石の副住職は、
行の前後の祈祷の際には身震いもせず、
我々の倍ほどの数の水を被られ、
最後は、そそくさと着替えに行くでなく、
しっかりとその場の皆さんに
ご挨拶をされてから悠々と引き上げていきました。
思わず方々から「カッコええ〜」の声が。

ワークショップの時に書いた懺悔の方の紙は
実は水溶性で、
水行の水桶に入れてかぶったのです。
まさに、自らの懺悔を受け入れる
という粋な計らいでした。

未だブレブレの「不惑の40」ですが、
お陰で少し引き締まったかな?
と思います。

眞野先生、ありがとう!!

大慶寺をはじめ企画協力の皆様、
本当にありがとうございました。
来年もよろしくお願い致します!

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